メタボ検診の現状



2008年(平成20年)4月1日、判定基準や実施体制に対して批判が上がっていた『特定健診/メタボ検診』が始まり、2010年10月で2年半が過ぎました。


メタボ検診(特定検診)の目標値は2012年度までが第1期となっていますが、2010年10月28日の日本公衆衛生学会のフォーラムでは、現場の医師や保健師らからは、


非効率的。

判定基準や評価の在り方が疑問。

本当に保健指導が必要な人が対象から外れる。

自営業の人と中小企業に勤める人の家族はほとんど健診を受けていないと推測される。

指導する側も指導される側も負担が大きい。

未受診者の把握や受診勧奨の手段も限界に近い。


などの指摘が相次ぎました。


医療保険者(市区町村、健康保険組合、共済組合など)は国が定めたメタボ検診に関する義務内容「受診率 / 該当者・予備群の減少率など」を達成できなかった場合には財政負担のペナルティが課せられますが、受診者に対するペナルティはないため受診率が約30%に留まっており、特定保健指導の終了者に至っては7.8%(2008年度)しかありません。


平成22年10月28日・CBニュースより一部引用


始まったばかりの制度は何かと問題が浮き彫りになり、現場から様々な批判や指摘がでることは仕方ありません。問題はこれからどのように改善していくのかという事です。


現場の声を全て聞き入れることは不可能ですが、少しずつ制度を見直し、本当に必要な制度だと国民に理解してもらえるようにしてほしいものです。


それにしても受診率が約30%とは・・・




平成25年3月2日・産経新聞より一部引用


厚生労働省は平成23年度のメタボ検診の実施率が45%(平成22年度比1.8%増)だったと発表しました。


平成23年度にメタボ検診を受診したのは「2363万人」で、生活習慣病の改善が必要と診断されたのは、受診者の17.8%にあたる「419万人7555人」だったそうです。


まだ対象者(40〜74歳)の半分以上の方がメタボ検診を受診していませんが、年々、少しずつではありますが、受診率は上がっていますね。




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平成29年1月11日

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